東武線 事故の背景に"無関心

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痛ましい事故が起こってしまいました。
現場にいた人たちは誰も警報機を押さなかったそうです。
なぜ誰も助けないのか、もし他に一緒に自殺を図ろうとした女性を止める人がいたら、巡査部長は重症にならずに済んだのかもしれません。
(izaより)
声をあげながら遮断機をくぐる女性、それを追いかける制服姿の警察官-。東武東上線「ときわ台」駅近くで起きた女性と警察官が電車にはねられた事故は、帰宅ラッシュのピークの午後7時半ごろに起きた。帰宅途中のサラリーマンは目の前で起きた悲劇に言葉を失った。

 カン、カン、カン…。踏切の警報機が鳴りだすと、突然、女性が踏切に向かって走り出した。「止まってくれ。止まってくれ」。宮本邦彦巡査部長(53)は駅に侵入する電車の方に向かって、大声で怒鳴り、頭の上で手を激しく振っていた。宮本巡査部長は女性にも「危ない。こっちに来い」と叫んだ。

 だが、女性は5、6人の人混みから遮断機をくぐって線路に入った。それを追うように宮本巡査部長も線路内へ。女性がときわ台駅のホームの方に向かったため、宮本巡査部長は追いかけ、ホーム下にある避難スペースに押し込もうとしたが、間に合わず急行電車にはねられた。事故を目撃した専門学校生の女性は「急行列車だったので、間に合わなかった。急ブレーキをかけたけど、かなり勢いがあって…」とうつむいた。

 板橋署によると、女性は事故30分前の午後7時ごろにも踏切内に侵入していた。それを通行人に教えられた宮本巡査部長が連れ戻した。その際、女性は「死んだっていい」と大声をあげたという。交番の前で女性と制服姿の警察官が言い争う姿が目撃されており、宮本巡査部長は必死に説得していたとみられる。

 巡査部長の人柄について、同署は「温厚で真面目な人」としている。

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